ドクターズコラム

2020.05.26

内視鏡検査における感染対策について

日本消化器内視鏡学会より新型コロナウイルス感染症への消化器内視鏡診療についての提言がなされ、内視鏡診療においては慎重な対応が求められております。
当院ではこれに準拠した形での日々の診療を行っております。

① 上部内視鏡検査(胃カメラ)について
経鼻、経口内視鏡いずれの場合も咳嗽が誘発されエアロゾル発生のリスクがありうると考えられています。嘔吐反射を極力起こさないために鎮静剤を使用したいわゆる”無痛内視鏡”を基本として診療を継続致します。
当面の間無鎮静(覚醒したままの)内視鏡検査、及び経鼻内視鏡検査は休止させて頂きます。また、前処置においても咳嗽を誘発しやすいスプレータイプの局所麻酔ではなく、ゲル状の薬剤を使用した方法に変更しております。

② 下部内視鏡検査(大腸カメラ)について
糞便からのウイルス排出の可能性が指摘されており、下部内視鏡検査においても潜在的な感染リスクが懸念されております。このため院内での前処置(下剤服用)は当面中止とさせて頂きます。

③ 感染予防対策について
感染予防処置として個人感染予防具の装着、1例ごとの室内、検査器具の徹底的な消毒、検査に用いる処置具は全て使い捨てのものを使用する、検査後は時間をかけて十分に室内の換気を行うなどの対策をとっております。
換気などに時間を要するため、1件当たりに要する時間が平時の倍ほど必要であり、1日で施行できる検査数が少なくなっております。
ご迷惑をお掛けしますが、ご理解のほどよろしくお願い致します。

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