ドクターズコラム

2015.11.11

糖尿病のお話 <健康診断で血糖値が高いと指摘されていませんか?>

糖尿病とは、血液中の糖分が多くなる病気です。これを血糖値が高いまたは高血糖と表現します。初期段階ではほとんどが無症状ですが、高血糖が長く続くと、様々な血管の障害を来し、健康寿命の短縮をきたします。

糖尿病には1型と2型がありますが、多くの場合は2型です。いずれも、膵臓から出るインスリンというホルモンの作用不足ですが、原因が異なります。
2型糖尿病は血糖値を下げるインスリンというホルモンの低下、またはインスリンの効きが悪い状態です。食事や運動などの生活習慣と複数の遺伝子に関わり発症します。1型はインスリンというホルモンを産生する細胞を壊してしまうために発症します。

 

 

血糖値のコントロール目標は、主としてヘモグロビン(HbA1c)という値を使用します。これは採血で調べることができます。血糖の正常化を目指す際の指標は6未満、合併症の予防のための目標は7未満です。糖尿病の治療の目的は、健康な人と変わらない日常生活と寿命の確保です。

 

 

 

 

参考文献:
日本糖尿病学会 編・著 糖尿病治療ガイド2014-2015 出版社 文光堂 2014年出

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